前回は、社保庁の「年金個人情報提供サービス」にネットから申し込んだのに、「*」以外の項目に相違があるのでID・パスワードを発行できないという審査結果が郵送されてきたところまでを書きました。
"次にどうすればいいのか?"
結果といえば2つあるわけですが、少しわかりにくいのでポイントをまとめると以下のようになります。実際には家内の分で、いわゆる「第3号被保険者」の場合です。
1) 社保庁の記録のうち、郵便番号と住所を現在の正しい住所に変更してもらうため、「国民年金第3号被保険者住所変更届」を記入して、私の勤務先から社会保険事務所に提出してもらうようにお願いしました。相談にのってもらった近所の社会保険事務所によると、社保庁のデータが変更されるまで、おそらく1~2か月くらいかかるだろうとのこと。正しい住所に変更されれば、改めて「年金個人情報提供サービス」に申し込んでIDとパスワードを発行してもらえるわけです。注意すべき点は、住所変更といった基本的な項目の変更は、社会保険事務所に直接出向いてもやってもらえないということです。結婚して姓がかわった人は要注意!?
2) ID・パスワードが発行できなければ年金記録が確認できないのかといえばそうではありません。「被保険者記録照会」という社会保険事務所のサービスがあります。名前や住所といった年金記録の変更はめんどうですが、記録を確認することができる場合があります。我が家の場合は、回答票を郵送してもらいました。自分の分と配偶者の分の両方です。申し込みは電話で大丈夫でした。この回答票はすぐに送られてきたのですが、やはり"消えた年金記録"が存在することがわかりました。それも配偶者が結婚する前に勤めていた厚生年金の分(約8年間)がそっくり消えていたのです。ずいぶん前のことなのでそのときの厚生年金手帳がどこにあるのかまったく記憶にありませんでした。一部上場の会社だから大丈夫などと考えるのは早計だと思います。
このつづきは次回、「消えた厚生年金の記録復活 篇」で・・・。

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